​大山　直樹 先生

　これまでに私は特別支援学校教員として、現在は理学療法士として、肢体不自由のお子さん、知的障害のお子さん、強度行動障害のお子さんやご家族さまと深くお付き合いさせていただきました。これまでみなさんと共に汗水流して歩んできた道のりは、色あせることのない一生の宝物です。私の方から感謝を申し上げます。

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　私にできることはすべての子どもに秘められている「無限大の可能性」を真っ向から信じ抜くことです。私自身が勇気を持って信じ抜いた努力の過程に「奇跡」と呼ぶような数々の物語に出会うことができました。これが奇跡なのか、必然であったのか私にはわかりませんが、最後まで信じ抜いた努力の過程の中に奇跡を起こすような「何か」が在ったということは確かだと思っています。しかし、私という存在はその「何か」を知ることよりもこれから出会う子どもたちやご家族のために、唯一私に備わっている「勇気を持って信じ抜く努力」を生涯かけて燃やし続けていくことに情熱を注いでいきたいと思っています。

　私は大した人間ではありません。助けを求められると断れない弱い人間です。助けを求めに来てくれた人々が私を救ってくれているのです。だから、私は命に代えるほどにあなた方を信じ抜きたいのです。勇気を出して信じ抜けるのは「いつも」あなたが居てくれたからです。

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　私はあなた方に感謝しています。これからもずっと君を信じて生きていきます。わたしの命に代えてでも...

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令和５年４月1日　​

理学療法士　大山直樹

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